2008/02/07
2008年2月7日コメント (3)○気になる結末
絵本の
「さんびきのやぎのがらがらどん」
Browm, Marcia絵、瀬田貞二訳
福音館書店から1965年に出版されてから今も版を重ねるベストセラー
内容は
「がらがらどん」という同じ名前の大中小3匹のヤギ
橋を渡るとトロルに襲われる
一番小さいがらがらどんは次に来るがらがらどんのほうがデカイからそっちを襲え
次に渡ったがらがらどんも同様にやりすごし
最後に一番大きながらがらどんがトロルをギタギタにやっつける
という話
話にリズム感があり、絵も味わい深く結構ガキ受けする絵本
瀬田貞二の訳も神っぷりを発揮している
でもねぇー
最後がどうしても気になんの
『もしもあぶらがぬけてなければ まだふとってるはずですよ そこで
ちょきん、ぱちん、すとん。
これで、はなしはおしまい』
「・・・」
えー 食っちゃうの やぎを?
って思わね!?
ちょきん、ぱちん、すとんってのが
なんかシュールすぎ
この最後の部分を読むと
必ず「骨付きカルビ」が食いたくなる・・・
で
原書を調べたら
And if the fat hasn’t fallen off them, why, they’re still fat; and so,
Snip, snap, snout.
This tale’s told out.
やっぱ、ちょきん、ぱちん、すとんって感じなのか?
それとも微妙な英語のニュアンスがあんのか?
もともとはノルウェーの民話だそうだから
ノルウェー語のテクストにあたらんと突っ込んだところはわからんなぁ
謎は謎のままか・・・
関係ないけど
映画の指輪物語の吹き替えも
「ストライダー」じゃなくて「馳男」と吹き替えて欲しかったなぁ
絵本の
「さんびきのやぎのがらがらどん」
Browm, Marcia絵、瀬田貞二訳
福音館書店から1965年に出版されてから今も版を重ねるベストセラー
内容は
「がらがらどん」という同じ名前の大中小3匹のヤギ
橋を渡るとトロルに襲われる
一番小さいがらがらどんは次に来るがらがらどんのほうがデカイからそっちを襲え
次に渡ったがらがらどんも同様にやりすごし
最後に一番大きながらがらどんがトロルをギタギタにやっつける
という話
話にリズム感があり、絵も味わい深く結構ガキ受けする絵本
瀬田貞二の訳も神っぷりを発揮している
でもねぇー
最後がどうしても気になんの
『もしもあぶらがぬけてなければ まだふとってるはずですよ そこで
ちょきん、ぱちん、すとん。
これで、はなしはおしまい』
「・・・」
えー 食っちゃうの やぎを?
って思わね!?
ちょきん、ぱちん、すとんってのが
なんかシュールすぎ
この最後の部分を読むと
必ず「骨付きカルビ」が食いたくなる・・・
で
原書を調べたら
And if the fat hasn’t fallen off them, why, they’re still fat; and so,
Snip, snap, snout.
This tale’s told out.
やっぱ、ちょきん、ぱちん、すとんって感じなのか?
それとも微妙な英語のニュアンスがあんのか?
もともとはノルウェーの民話だそうだから
ノルウェー語のテクストにあたらんと突っ込んだところはわからんなぁ
謎は謎のままか・・・
関係ないけど
映画の指輪物語の吹き替えも
「ストライダー」じゃなくて「馳男」と吹き替えて欲しかったなぁ
コメント
そのまま訳すと意味が違うようになったり、
「そういうことが言いたいんじゃないのでは・・・・」
なんていうこちら側の思いでちょっと日本人受けするように変えたり。
まあ日本語は曖昧な表現(言葉)が多いですからね(^◇^;)
snipもsnapもそれぞれ「切る」って言う意味のようです。
snoutは鼻とか、落ちるとか、そんな意味ですって。
あれですね、民話の、「とっぴんぱらりのぷぅ」とか「どっとはらい」みたいな、お話の後の〆の言葉なのかもしれないですね。
これも他の国の言葉に訳せって言われたらものすごく困る類いのものですよねw
民話って、ほぼ「口話伝承」だから、あんまり意味のない、だけど聞いている子供たちが「終わり」とわかる〆めがあるのかも。
ようは
細かいこと気にせずに
語感を楽しめ
ってことですかねぇ