2006/08/07

カブトムシ大作戦2006　その4
―長男意外とモラリスト―

この前の迷った公園で見つけた
ポイントX
公園に隣接する裏山でクヌギの林がいい具合
道が極めて狭く直接車で行くのは躊躇する
公園の駐車場から獣道のような抜け道を通って行くのが最短
またその公園の駐車場は夜間封鎖
よってライバルの出現もなさそう　ウシシシ

ということで
夜中に長男をつれてポイントXへ
公園の駐車場へ続く道

《駐車場利用時間　朝8:00〜夜8:00》
という看板の横でガッチリとした門扉に封鎖される道路

「・・・」

ライバルどころか
自分達も入れねぇじゃん・・・
なんとも間抜なこの状態・・・
デキの悪い中坊並みのこの思考、もうねぇアホかと・・・
って俺かよ・・・

まぁでも、とりあえず車を止めて
降りてみると門の下に隙間あり
ここまで来て引き返すのも面倒臭いので

「ほら、門の下をくぐって入れ」
「えー　いけないんだぁ」
「いいんだよ　早くくぐれ！」
「入っちゃいけないんだよー」
「いいんだよ！　グリーンダヨ！」
「・・・」
「いーけないんだぁー　いけないんだぁー」
この「いけないんだソング」を30年ぶりぐらいに自分のガキに歌われるとは・・・

とにかく
“門が閉まってるならそこは入ってはいけないのである”
という長男の至極まっとうな正論
意外とモラリスト
ルールに厳しい
論破するにはそれなりの根拠を持って説得しなければならない

「ほらここを見ろ」→《駐車場利用時間　朝8:00時〜夜8:00時》
「”夜に車で来た人は門の下をくぐってお入りください”と漢字で書いてある」書いてねーけど
「早くくぐれ」
「・・・」俺を疑視する長男
「8時と8時って時間じゃないの！？」おっ、《時》が読めた
「ちげーよ　ここ」→《駐車場利用時間》
「夜に車で来た人は門をくぐれって書いてあんだよ」まったくのデタラメ・・・
「ほらここに《車》って漢字があんだろうが」激しく無理で強引な根拠・・・
「《車》って漢字知ってんだろ、だから本当だろ！」

なんか自分で言っておきながらこのむちゃくちゃっぷり
このアポっぽい物言いはなにか子供の将来に暗い影を落とさないものかと心配しつつも
世の中こんな人も結構いるからこういう展開に幼い頃から慣れておくのも教育なのだと
自分を納得させてみる・・・

で長男が
なんとか納得して門の下をくぐって
後に続いて俺もくぐろうとした時
悲劇はおきるのである

つづく

注：夜間の公園の駐車場の利用ができないだけあって、公園自体への侵入は禁止されてないのでなんら悪いことはしてない。と思う・・・。多分・・・。

○フルーツダメだめだね

スイカもナシもモモも甘くないね
7月の天候不順の影響がもろに
安くても買う気にならん
もうちょいしたら良くなりそうだが・・・